同僚と汁ものランチを食べに行こう、という話になったので久しぶりに立ち食い蕎麦のそばよしに行ってきました。京橋エリアの立ち食い蕎麦の2大巨頭と言えば『恵み屋』と『そばよし』ですが、2店舗ともコストパフォーマンスが非常に高い点は共通しています。ただし違いがハッキリとあって、蕎麦が美味い『恵み屋』に対し、『そばよし』はスープ(調味料)が美味いんです。もちろんそばよしも蕎麦自体も普通に美味いのですが、一度味わうと病みつきになる『粉かつお』という調味料がとにかく特別なぐらい美味いです。
さっそく店舗に行ってみると、12時前だというのに数人ですが行列が出来ていました。粉かつお目当ての人も多いと思いますが、ランチは800円前後の価格帯が多い京橋で蕎麦が270円から食べられるというコスパの良さも魅力的です。行列ができているとは言ってもお客さんの回転が速いので、数分待てばすぐに店内に入れます。
まずは食券を買うのですが、混んでいて券売機の前で迷っている時間はないので、店頭の看板を見て食べたい候補をある程度絞っておきます。今回は贅沢に、かき揚げと卵が乗った『天玉そば』を食べる事にしました。450円ですが270円から見ればかなりの贅沢です。(笑)
食券を買って一階カウンターにいる店員さんに渡したら、空いている席に座ります。ちなみに麺の種類は蕎麦かうどんかの選択もできます。今回は蕎麦を選び、1階の席は埋まっていたので2階に上がることになりました。
2階も1階の構造とほぼ一緒です。奥にそばを出してくれるカウンターがあり、両サイドにはカウンター席が5席ずつくらい並んでいるだけの小さな店舗です。立ち食い蕎麦屋と書いていますが、実際は小さなイスがあり座って食べます。番号を呼ばれるまでは席で水を飲んで待ちます。
席の前には調味料が並んでいます。七味唐辛子、醤油、粉かつおの3種です。なぜ蕎麦屋で醤油?と初訪問の時に思ったのですが、粉かつおの案内を見ると…
白飯に粉かつおをかけ、醤油をたらして食べる『おかかごはん』が紹介されています。この『おかかごはん』に醤油を使うんです。お腹に余裕がある時は蕎麦と一緒にライスを注文して食べてみてさい。粉かつおの美味さにどっぷり浸ることができてオススメです。
しばらく待つと蕎麦が出てきました。大きなかき揚げと生卵がのっていて見た目も美味しそうです。
最初は粉かつをは使わずにそのまま食べます。ずずずっ…うん、美味い!かき揚げはボリュームがあり、蕎麦の量も十分でお腹いっぱいになれそうです。卵の黄身を絡めながら食べるとより美味しいです。半分ほど食べたら粉かつおの出番です。
粉かつおはかけ放題なのでたっぷりと器に振りかけます。この粉かつお、どう表現したらいいのか難しいのですが、どれだけ掛けても全然しつこくないほど優しくてまろやかで深い旨味が詰まっているんです。やみつきになる粉、まるで麻薬のような中毒になるほどの味です。無料で提供されているのが信じられないくらい。
あっという間に食べてしまいました。大満足のランチです。寒くなって温かい汁が恋しい季節になりましたし、しばらくしたらまた食べに来ようと思います。
◆今日のランチまとめ
店名:そばよし 京橋店
http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13125694/
メニュー:天玉そば(かき揚げ・玉子のトッピング蕎麦)
価格:450円
今月の残りランチ回数:7回
今月の残りランチ代:4,150円
ランチ代消化ペース:+650円